聖地エルサレムへ
★シオンの丘エリア★
シオンの門
シオン門はエルサレム旧市街城壁の一番南側にある門です。
1948年のイスラエル建国に伴う第一次中東戦争でこの地区は激戦となりました。その時の弾痕が現在でも数多く残っています。
写真の壁の穴が銃弾の痕です。
その時、ユダヤ人地区に取り残された人々を救出しようとしたイスラエル義勇軍がこの門から突入しましたが、敗れました。
エルサレム旧市街がイスラエル領となるのは、1967年の第3次中東戦争でのイスラエルの勝利以降です。
中東戦争は第4次まで続きます。
細い道を抜けると…
エルサレム最大の教会
マリア永眠教会⛪️
建物が美しいです✨
礼拝堂のモザイクは美しく、三位一体や十二使徒などが描かれています。
地下へ行くと眠っているマリア像が!
最後の晩餐の部屋
イエスが十字架で処刑される前に弟子たちを集めて食事をしたとされる場所です。
私たちがよく知るダヴィンチの「最後の晩餐」からは想像できない殺風景な部屋で、当時は机はなかったはずなので、床に座って食事をしたと言われています🍴
こちらはダビデ王の墓
女性と男性と別の部屋に別れます。
鶏鳴教会
聖書の逸話の舞台です。
この門にはペテロが三度否定した場面が描かれています。
イエスはペテロに言います
「あなたはニワトリが鳴く前に、三度私を知らないと言うでしょう」
ペテロ
「たとえあなたと一緒に死なねばならぬとしても、あなたを知らないなどとは、決して申しません」と断言します。
門の絵はイエスが三本の指を立ててペテロと話しています。
そしてユダの裏切りによって捕らえられるイエス。
弟子たちはイエスを見捨てて逃げ去ります。
ペテロは自分の身にも危険が迫ってくると、問い詰められた際「イエスなど知りません!」と三度否定をした直後、ニワトリが鳴きペテロはハッと気づくのでした。
「イエス様がおっしゃっていたのはこのことだったのか…」と号泣するのでした。
ここでは、各国の言語で聖書の一節が書かれているので読むことができます。
ガイドさんが読んでくれました。
神聖な気持ちになります。
イエスは捕らえらた後、39回ムチ打ちされこの穴にイエスは落とされました。
ユダヤでは人を殺すことは許されていなかったので、人がムチ打ちで死んでしまう直前でやめ、穴に落として自然に死ぬのを待つそうです。
ただ、イエスの場合はこの穴に落とされた後引き上げられ十字架を担いで丘を登り処刑されます。
夕方で地元の人がいなかったので、ガイドさんがまたまた聖書を読んでれました。
教会と花、最高の組み合わせです🌸
無宗教ですが、聖地ってパワーを感じます(´∀`*)
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊